プラド美術館展ベラスケスと絵画の栄光~西洋美術館に行ってきました
せっかくの東京なのに、いつもとんぼ返りではもったいないなぁと思っていたところ、帰りの航空チケットが取れなかったのを幸いに、一泊することにしました。
そして、予てから行きたいと思っていた美術館巡りの第一弾です。
やはり、美術館と言えば上野でしょう。ということで上野駅にほど近いところにお宿を取り、ゆっくりと上野公園の方へ出かけます。
案内地図を見ながら、フムフム。一応はネットで情報収集していたので迷いはなかったんですが、お上りさんだから案内看板は見てしまうのよね。
そっかぁ、シャンシャン目当ての人で混むかも・・・
シャンシャンを見に行くつもりはないのだけど、うっかりしていたなぁ
そう言えば、昔、カンカンとランランを見たなぁ
悔しいことに、小学生の見学順路は大人の順路よりパンダ小屋の近くを通っていて、精神的には小学生かも知れない18歳の私は向こうに行きたいと駄々をこねていたっけ。
と、一人で思いをふけながら国立西洋美術館へ向かいます。
どうせなら、庭も散策して、と思ったんですが、かなり暑い日だったので、のんびりすることもできず、彫刻などを見て廻りました。
こちらはオーギュスト・ロダン作 カレーの市民
ロダンの意図では、これは地面の高さに展示するはずなのですが、ここでは見上げる高さなんですよ。
ちょっと残念です。
こちらは有名ですね。同じくロダン作 考える人
やたらデカいなぁと思っていたら「拡大作」と書かれていました。(笑)
それにしても、無理な姿勢でいつも考えていますね。右肩が相当辛そうで、このままいくと五十肩まっしぐらだよ、と注意してあげたい気分になります。
そして、ロダンの 地獄の門
上方には考える人も居ますね。こうやって門扉の上でずーっと考えているんでしょうか。
そして、建築士の悪い癖というか、作品よりここに目が行ってしまいます。
免振台座の文字に興味深々。
こんな隙間の写真、何が楽しいの?と言いたげだけど、台座ひとつにも気を遣い(お金もかけて)展示する姿勢がいいと思います。
アダムとエヴァは対の作品ですね。地獄の門の傍にあります。
これまた、首が痛くなりそうな姿勢です。
エミール=アントワーヌ・ブールデル 弓をひくヘラクレス
はい、芸術ですよ。芸術。
けどね、衣服をまとわず、いかにも「見よ!」とばかりのあられもない格好は、乙女心もあって目を背けさせます。いや、人目が無かったらガン見しているかもですが、あくまで芸術です。芸術ですから〇禁には該当しないでしょうけど、近撮は遠慮いたします。
で、ようやく中に入ります。
無料のロッカーがあるので、軽く歩くことができます。
地下へ下りていくわけですが、早速とこの展覧会のPRムービーが上映されています。
そんなに長い尺じゃないので、私もゆっくりと観賞します。
そして音声ガイド、もちろん有料ですが、及川光博さんがガイドしていて、借りるのは当然ですよね。
場内は撮影禁止だと思っていたので写真は撮らなかったんですが、後から見ると禁止と書かれていなかったのでもしかしたら大丈夫だったかも。
プラド美術館展を出て、常設も廻ってみました。
音声ガイドがないのと、順路がよくわからないので少し迷子になってしまいました。
売店も覗いてみまして、衝動買いしそうな心を必死に抑えていましたよ。
西洋美術館の外観を雷おこしに見立てたものなど、みていて飽きなかったです。
私の美術観も少し向上したでしょうか。
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投稿者プロフィール
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一級建築士・住まいづくりナビゲーター
沖縄生まれ
子ども3人
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