ピザの思い出~アレルギーっ子との生活

花人逢は16年振りとブログに書いていますが、そのころの思い出を語ります。

どこから聞きつけたのか、旦那から「本部の山奥に美味しいピザ屋がある」という情報を得て、行くことにしました。
今のように舗装された道路でなくガタゴト道をひたすら進みます。まさかこんなところにカフェなんてあるわけないでしょ、と悪態つきつつも、まあ一応は進むわけです。もういい加減帰ろうよと言いかけたとき、突如、周囲の景色とは似つかわしくないセダンの駐車車両が並んでいるのを発見。ここが花人逢でした。

今でも古民家風ではありますが、当時はモロ古民家そのもの。ちゃぶ台や足踏みミシンなどもあって、その上でピザを食べるような風景。あれも貴重な風景だったなぁ。

ところで、当時次男は4歳。Igeが4桁の重篤なアトピーで、卵・牛乳・大豆・小麦・ピーナツに反応していました。徐々に除去食を解除しているときで、量は少ないながらヨーグルトやチーズもOKになった頃です。小麦は回転食していたのでここぞとばかりにピザを食べさせることにしました。

アトピっ子の次男にとっては生れて始めてのピザです。
これこそバクバク食べています。
元々彼はすごい大食漢で、4歳の小さな身体で大人2~3人前をペロッとイケる口でしたので。

ごめんね。ピザ食べさせるの早かったね。
これはピザじゃない。アイスクリームを食べたから。

必死で言い訳する次男。これでピザが食べられなくなったら困ると思ったんでしょうね。アイスクリームを犠牲にしてもピザが食べたい執念、しかと母は受け止めました。